ふじみの国際交流センター(FICEC)~外国人と創る多文化共生社会~

埼玉県のNPO法人ふじみの国際交流センターの日々の活動と感じたこと

ひまわり音楽教室

 10月24日(土)の午後1時から4時まで、外国籍の子どもたちを対象にひまわり音楽教室を開催しました。中国籍の子どもたち4名が参加してくれました。開催のきっかけは、中国では音符の読み方が日本とは違い、数字で音を表わすので、日本の小学校や中学校に通っている子どもたちが、音楽の授業で五線譜の音符が読めずついていけないと耳にしたことでした。中国では、日本のように五線の上に音符を書くのではなく、数字と記号を横一列に並べて音を表わしていくようです。五線譜に慣れている私たちにとって、数字の楽譜があることにびっくりです。国が違えば音符の表わし方も違って面白いですね!

 

 今回、ひまわり音楽教室では、ト音記号の書き方、「ドレミファソラシ」までの音符の書き方、四分音符と四分休符の書き方を学習しました。みんなピアニカを持ってきていたので、一つずつ音を確認しながら弾いていきました。音符が少し読めるようになると、すぐに子どもたちはピアニカで曲を弾けるようになりました。講師が使っていたキーボードにも興味をもち、友達と二人で弾いたり、メロディーに伴奏をつけたりして楽しんでいました。午後の3時間に亘る授業でしたが、みんな集中して音楽の勉強に取り組んでいました。もっとやりたいという子もいて、子どもたちが音楽に興味をもってくれたことを、大変うれしく感じた一日でした。(文責:スタッフO)